共同生活事業所「いーえん」に行く
最終更新: 2017年12月11日
こんにちは、大山です。
くらし応援ネットワークをすみずみまで紹介していこう!と意気込みまして、まずは何から?と所長に相談したところ、グループホーム「いーえん」を薦めていただきました。
そもそも、グループホーム「いーえん」とは??
現在いーえんで暮らしている利用者さんの年齢層は10代から70代と幅広く、どなたも障害をお持ちの方ですが、私がすごいなと思うのは、みなさん自立を目指しているというところ。
知的障害や小児麻痺による身体障害、視覚障害、精神障害の方もいらっしゃいます。障害者の方は生活するのが難しいことが出てくると思います。そんなことも受け入れながらも自立を目指しているなんて!
私が生活する中でも苦手なことがたくさんあるのに、それでもこのグループホームではどなたも自分でできることは自分でします。食事も洗濯もお風呂も、やれることはなんでもやります。すごいですよね。ただ、視覚障害の方は、洗濯など身の回りのことは支援員さんがサポートしてます。
そのグループホーム「いーえん」はくらし応援ネットワークの中でも一番はじめにできたグループホームで、今年で7年目。そしてそこに設立当初からずっと勤めていらっしゃる職員さんがいます。
椛山さんです。

こちらが椛山さんのお写真。
こちらの方、何歳に見えます? 15人の料理を準備して、話を聞いて機敏にあちこち歩き回っていらっしゃる様子を拝見すると、信じられないようなお年なんですよ。
お話を伺ったのは古いアパートのダイニングキッチン。
初めて訪ねたいーえんのダイニングキッチンがあまり広くはなかったので私は気後れし、
「ここに立っていてお仕事の邪魔じゃないですか?」
と聞いたのですが、
『邪魔じゃないよ。そこで好きなだけ見てたらいいよ』
と言ってくださいました。
私が訪問したのは平日の夕方5時すぎ。
椛山さんは利用者さんの夕飯の支度にとりかかるところでした。
