くらし応援ネットワーク > 私達について

 くらし応援ネットワークは、この数年で多くの利用者様や職員が増え、ご縁の「en」が広がっております。ここに至るまで、特に職員の皆さまには心より感謝をしており、この場は、職員さんに向けての私の切なる想いを話したいと思います。

まず「なぜ自分は生まれてきたのか」に触れさせていただきます。皆さんには自分を産んでくださった両親がいて、その両親にもまた両親が存在し、はるか昔からずっと命をつないでくださった多くの「en」が今のあなたの命にまで結びついています。このはるか昔からの「en」でつながった人たちは皆、私やあなた達のご先祖様です。あなたが産まれてきたことは、成り行きや偶然ではなく、あなたの意味ある人生をしっかりと経験するように、ご先祖様から贈り継がれてきた命なのです。あなたに贈られた命の前に、自分の知らない多くのご先祖様がいてくれて、あなたのために命をつないで生きてくれたことを想ってみてください。一人の命は一人で終わらない、重く尊いものなのです。大切にしてほしいと思っています。

 

 さて、私たちの仕事は、生きにくい人たちの支援です。知的障がいや、生育の段階で、親の虐待や育児放棄、親の死亡、生活苦などからくる環境的障がい(身体、知的、精神)を持った方々には、世の中の誰かが積極的な支援をしなくてはなりません。そして一人ひとりが育った環境が違うように、特性も異なり、一人ひとりに合った支援が必要になります。生きにくさも個性であり、かけがえのなさということを理解し、知恵を出し、根気・のん気・元気で利用者様の日常を支え合ってください。

皆さんの話し方や表情、気持ちの伝え方にも個性があり、一人ひとり違っています。その違いが支援にも役立っていることを認識してほしいと思います。慈悲の心とは、好き嫌いを問わず、生けるものすべてが幸福になれるように願う心なのです。「慈悲の心・心からの対話・心の平和」が生きていくために必要なのです。私たちが、今、すべきことは、自らの慈悲の心を育て、日々出会う人に暖かく接し、心からの対話をすることだと思います。人からの優しさを享受できない利用者様に対しても、一人ひとり丁寧に向き合っていこうと思いを新たにしてみませんか。その輪を広げ、たくさんの生きにくい方々を、仲間と共に幸せに導いてみませんか。

特定非営利活動法人

くらし応援ネットワーク

理事長 岡部 昭子